2008年7月21日月曜日

異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

途中まで読んでいてそのままになっていたのを一気に読んだ。論文の書き方ってこういうものだなあ、自分はやはり勉強不足だなあというのを強く感じた。た だ、越境教師の研究に結びつくかなと期待していたのだが、それはちょっと疑問に思った。どちらかというと箕浦先生の科研報告書の中の別の人が書いたものの ほうがいいのかも。あと、自分のことが省みられた。話しやすい雰囲気を作るって、やはりみんな考えるのだなということ。日本語を混ぜて話すALTの話は、 ああ、そうだなあと思った。あと、日本の高校はものすごく大変そうだというのが感じられた。中等教育の日本人教師に参考になるかも。

2008年7月20日日曜日

NHKスペシャル インドの衝撃第1回貧困層を狙え

今、標記の番組を見ているが、怖い企業の洗脳がテーマだとは思わないが、そうとしか見えない。え?今まで泥で洗っていた人にせっけんを使えというのまで は、百歩譲ってまだいいが、学校でそれを聞いた子が「ユニリーバのせっけんがいいんだって」というのは、なんかねえ。再放送があったときに、録画すべし。

2008年6月24日火曜日

ポッドキャストさがし

ipodを手に入れたので、今、いろいろなポッドキャストをさがしている。結局itunes storeを見るのが一番いいのかな、とも思っているが。そうすると、ブックマークしておいて後で見られないのが不便。(どうするかこれから考えよう)今 見つけたのが、ドラえもん(声は新しい人。)とか「一緒に歌おうNHKみんなの歌」というので、なんかみんなでPVを作る、というもの。結構見入ってし まった。ストーリーみたいなのがほしいなあと思っていたが、朗読よりも、ラジオドラマみたいなほうが聞きやすいし、面白い。録音が悪いものを聞くと、なに かなあ…と思うが、我々の作った聴解もそう思われたのかと思うと、ちょっと反省。というより、難しさを感じる。とにかく、いろいろありそう。

2008年6月13日金曜日

教室のアクティビティ

4年生を送る会の最後に、ベン先生が普段クラスでやっていること(らしい)をやっていた。いろいろな質問を用意して、一人ひとりに質問していくもの。たま にだったら、これをやってもいいかなと思った。あと、最近やった、名詞修飾節みたいなのにも使える。「~は何ですか。」みたいな質問にしておけば、名詞修 飾で、練習になる。毎回だと時間もかかるし、あきるけれど、1か月に1回ぐらいだったらいいかなと思う。

2008年6月12日木曜日

聴解インタビューを聞いて

今、聴解のインタビューを聞き直してまとめている。聞きながら思ったのは、みんな結構、まわりを気にしているなあということ。だから、自学なんだけれ ど、一人で学習しているというのとは違う。やっているやっていないとか、まわりのことが感じられるし、気になる。来年度は、みんなで集まる時間はないけれ ど、こういう、みんなの感覚を利用して、みんなの中で、聴解に関する話題を、何か起こさせればいいのではないかと思う。それは、教師が授業の中で何かを言 うことかもしれないし、別途何かテストをすることかもしれないが、とにかく、意図して何か起こそうとすること。そうすれば、いいのかもしれない。

2008年6月11日水曜日

聴解インタビュー

今日、聴解についてインタビューした。インタビューの内容は録音してあるので、あとで、まとめなければならないのだが、今日は、全てをまとめている時間は ないので、思ったこととか、忘れないうちに書いておく。3人したけれど、感じ方はわりと3人3様だった。共通していたのは、テストをしたほうがいいとか、 テストは有効だということ。あと、来年なくなるけれど、不安ですか、と言う質問にも、「ちょっと不安」という答えだった。(3人とも)1学期は聞いていた けれど、2学期はまとめて聞くようになったとか、1学期は聞いていなかったけれど、2学期は聞いたとか。あと、2人が未習者だったが、その2人は、最初は とても難しいと感じていたようだった。それを聞いて、だいたいの会話の内容を予め、シートに示しておいたらいいのではないかと思った。会話の概要を合わせ て、そういう会話群を並べるようにしておいたらいいのでは。前もそうしておいたのかもしれないが、もっとわかりやすく、見やすくすべき。あと、1週間に1 度集まることについては、いらないという意見が多かったが、1人、「でも最初はあったほうがいいのでは」ということだった。高校でいろいろやらされること に慣れているので、いきなり勝手にやれ、というのは、戸惑うという感じの意見だった。最初の2人は、「みんな…」という表現を使っていたが、「みんな…」 と言っても、いう内容が違うのが面白い。どこのみんな?って1人目にはつっこんでしまったが、当たり前というか、「みんな」の世界もそれぞれ違う。1人目 の人は、かなりフラストをためているように感じられたが、途中で「最後まで聞いてわからなければ戻ればいい」と思って、そういうやり方にした、と言ってい た。それを、彼女自身は不満に思っているふしがあったが、それでいいのでは…と思った。

2008年6月6日金曜日

通識の教科書

 「大学全入時代のテキスト」という記事を見て、新しい教科書はコンセプトを大胆に変えたほうがいいのでは、と思った。ホームページに載っていた新しい 「政治学」の教科書でも、吹き出しはあるし、Q&Aとかになっているし。それを見た人のコメントでは、これは副教材なのでは、と言っていたが、それもあり かと。練習問題を入れるかどうかは別として、素朴な疑問に答えたり、学習方法を載せたりしてもよいかも。漢字の読み方もいくつもあるよ、といって、例え ば、月曜日の「月」は「げつ」だけれど、1月の「月」は「がつ」だよ、みたいなの。ひらがなも間違えやすいものを解説するとか、発音の解説をつけるとか、 いろいろ方法があると思う。文法関連について、誰かいいアイデアをくれないかなあ。

2008年6月4日水曜日

どう思いますか

今日、工藤先生のところに学生がインタビューしにきていた。最初の質問が「○○についてどう思いますか。」というもの。ああ、よくあるけど、答えにくい質 問だなあ、と思いながら聞いていた。でも、よく考えると、これって、インタビューで「ちょっと語ってください」っていうサインなんじゃないかな、と思っ た。中文では、これで、相手がなんか語り始めてくれるのではないのだろうか。もとはなんと言うのかわからないが。あと、「どんな学生に教えたいですか」と いうのも、言い方を変えないとこれも答えられない。新しい1年生にどんなことを期待しますか、というものかなあ。こういうのを何かしら避けるためには、答 えの予測というのがやっぱり、必要なじゃないだろうか。期待する答えを出してもらうためには、質問というより、どんな投げかけをするのがよいのか、そこら 辺も面白そう。

2008年6月2日月曜日

リテラチャーサークル(LC)

東方の学会で「リテラチャーサークル」という取り組みを聞いた。読みの授業の実践だが、学生をグループにわけ、それぞれに役割をもたせ、下読みしてきて、 話し合いをするというもの。(私の理解では)役割がいろいろあって、面白い。早く知っていればなあ、と思った。そこで紹介されていた役割は4つだったが、本当は8つあるとのこと。4人のグループだったら、役割4つ、それ以上だったら、役割を8つの中から増やしていけばよいらしい。機会があったらやってみたい。何か、他で応用できるかなあ。

2008年5月26日月曜日

狂言「盆山」

 来年度やる日本語劇のために、いくつか狂言を見てもらった。「盆山」と「茸」と「棒縛」。前の二つはウリナリの狂言部がやったもの。最後の一つは野村萬 斎のDVD。最終的には「盆山」に決定。犬や猿のまねというのが、わかりやすかったのか。きのこがどんどん増える、というのは、あんまり興味をひかれな かったらしい。野村萬斎のDVDも英語訳があって、寝てる人もいたが、わりと辛抱強く見てくれた人もいて、それにはうれしびっくり。6、7人ぐらいの脚本 を書こうかなと思う。今、正式なDVDをさがしたけれど、それはないみたい。かわりに野村萬斎の第1巻(?末広がりが入っている)も買おうかなと思った。

2008年5月21日水曜日

通識日本語

 「コンピュータが支援する日本語の学習と教育」を読み返していて、聴解教材の「私の年中行事」というのがあった。これ自身はもちろん使えないが、表に なっているのを見ると、1か月に3つ年中行事のトピックがあるので、このトピックを利用して、写真や絵などで、紹介する、というのができないかなあと思っ た。
うーん、相変わらず、何を目標にするのかはわからないが。

2008年5月18日日曜日

PCでフラッシュカード

むらログでDSのひらがな教材を紹介していて、動きがあるので文字を提示したほうが、動きがないものよりよっぽど面白い、ということが書いてあった。じゃ あ、フラッシュカードをPCで作って提示したらどうかなと思って、調べてみたら、フラッパというものをダウンロードすると、どうやら、パワポがランダムに 表示されるらしい。あとは、パワポでどうやって、動きのある五十音を作れるか、ということか。要研究。

2008年5月16日金曜日

会話のエクササイズ

今日、呉鳳の2年生で可能形の練習で、場所カードを一人が見て、それに質問してなんの場所かあてる、というのをした。いつもはあまり話さない熊さんと か、翔さんが、話しているのにびっくりしたし、みんな楽しそうだった。時間が来たので終りにしようとしたら、みんなもっとやりたいと…。10分時間を延長 したが、まあ、それぐらいで満足してくれた。
単純なこういう練習というのも、口を動かす、ということで必要なんだな、とすごく思った。来年の東海の授業でも、談話をさせようというのも必要だが、こういったエクササイズも毎回何か準備したほうがいいと思う。大変かもしれないけど。

2008年5月14日水曜日

4年作文(第2年度)

突然(全体会議中に)思い立った。来年度の作文クラスで、パンフレットなどを作ってみてはどうかと。レストランのメニュー、旅行のパンフレット、商品紹介のパンフレット、等。
レストランのメニューは、来年小山台が来るために、行くところのメニューではどうか…。みんなで同じレストランのものを、見た目を変えて、作ってみる。実際に使ってもらって、見栄えとかどうかっていうのを見るのはどうかなあ。
旅行は、3年の作文で紹介をやったので、それにプラスする感じでどうかと。今、ネットで調べてみたら、電子パンフレットとか、デジタルパンフレッ トとか、がネット上にある。ただでもらえるパンフレットそのまま。JTBのサイトはいくつか台湾ものがあったが、他では台湾ものが見あたらない。まあ、も う少し根気よくさがしてみよう。
商品紹介が最後か。翻訳すればいいというものではないことをうまく伝えて、それで最後に一つの商品の紹介パンフレットができればなあと思う。
あとは、メールをうまく使えるように。やりとりはメールで行うことにし、必ず、日本語が使えるアドレスを取得。(台湾ヤフーは不可)私に宿題を送るときや、休んだときなど、必ず連絡するようにする。そのためのメールの書き方などを、例文集を作っておく。
ってな感じでしょうか。

2008年5月8日木曜日

初級用単語リスト

エクセルで単語帳を作って音声も保存できないかと思って調べてみたら、できるらしい。ただ、何回かやってみているが、見た目をどうすればよいのかわからない。なんか変な感じ。要検討。

優劣のかなたに(大村はま)

優劣のかなたに―大村はま60のことば

ここ数日で読みきった。前に読んだ「教えることの復権」でもいろいろ考えさせられたが、今回のは、もっと、人間性というか、結構、悩んで戦ったんだなあと いうことがわかって、ひきこまれた。一人ひとりに名前のお手本を書いたり、子どもが書いたいい作文を自分で手で書き写したりという、苦労が、ああ、私もや らなきゃなあという思いにさせられた。赤ペンだけではなくて、いろいろなペンを使ったこと、は、そうだよね、私もそう思ってたと思った。それから、一度も 同じ単元学習を使わなかったというのは、やっぱりなんというか、言葉にできないほど、ほーという感じだ。リピートクラスを嫌う工藤先生と重なるものがある なあと思った。非効率的なのかもしれないけれど、それは、気持ちの問題なんだ。「裾を持ちなさい」という言葉、そういう風にものを言いたいというのは、本 当にそう思う。それから話し合いをさせるのが難しい、用意周到にさせなければ、ということ。批判も安易な批判はさせないということ。福沢諭吉の自伝と伝記 を使っての読み比べの実践は興味深い。全集も読みたくなった。

2008年5月7日水曜日

東海2年会話

 来年度の東海の2年の会話の授業をどうしようかと考えている。柱は、機能的なことができて目的を達成する、ということと、まとまった話ができる、という ことの二つかな。まとまった話では、1.友だちインタビュー(何か、その人のテーマを決めて、その人の人となりがわかるような、インタビュー映像を作る)  2.何かのやり方を説明する(PCでのお絵かきのしかたとか、知られていないスポーツとか、…) 3.プレゼンテーションをする(呉鳳でやったグラフを 使っての説明は私には面白かった。こういうもので、何かできないか) 4.映画やドラマのストーリーを説明する(ネット上で、いくつかオフィシャルな説明 とか、ブログでの個人的な説明とかがあるが、それを比較して、話し方とか、個人的に話す話し方を見つけられれば…) 5.意見を表明し、それに対しての意 見を言う(事前の準備とその場での対応ということなのだが…)
できれば、それぞれに聴解練習をつけたい。
あと、聴解練習も組み込まなければいけない。今のところ、2級の聴解練習を自宅学習用にしようと思っている。(大新にテキストのサンプルを送ってもらっている。)3級も必要あるかもしれないが。
ああ、まだまだ案が足りない。授業計画を書かなければいけないのだけど…

2008年5月1日木曜日

幸福の三丁目(映画)

授業で見る映画の二本目。こないだから見始めたが、最初は、私はテストがあったので、学生たちに先に見ていてもらっていた。私は途中から。(むつこが上野駅で車に乗るところから。)
途中でとめて、背景説明をした。いまいち中文の準備が足りなかった。反省。映画の中では、あと、集団就職とかがあったので、それについても言え ばよかったなあと思った。それから、むつこが思いっきり方言で話していて、それを鈴木オートの子供が真似しているところなんかも面白い。あと、芥川賞、に ついても説明しないと。芥川と茶川がかけてあるんだろうなあ。

2008年4月20日日曜日

台中科学園区

今朝、NHKの経済羅針盤という番組の中で、台中の「中科」が出てきていた。出かける前だったので、よくは見ていなかったけれど、太陽電池の開発関係で、 中科に工場を作り、技術移転をしているというもの。会社の名前は、アルダックだったか。結構いろいろ進出してきているらしい。中でうつっていた場面では、 通訳はいなかったような。

明日の記憶(映画)

 土曜日のクラスの「日劇欣賞」で、映画を見ている。学生が「海賊版はいやだ」と感想で書いていたので(本当かどうかはわからないが)、でも、その通りだ と思ったので、買ったものを見ている。それはさておき、今は、ただ見てもらって感想を書いてもらっているだけだが、今後、授業の時に何かできそうなので、 ポイントと言うか気づいたことを書いておこうと思う。ちなみに、2回で見終わった。
1.「広告会社」がもつイメージ。広告会社の部長というのが主役の渡辺謙の役柄なのだが、これをどう受け止めるか、というのが、なんか違うので はないかと。中では、すごく仕事ができる人、という役である。それも広告会社。ときめく人、ということかな。それがイメージできるのかなあ、と思った。
2.「15分前の佐伯さん」といわれているところがあった。(字幕は確認していないが)これも、時間にうるさいって感じが伝わるか。
3.取引先の場所がわからなかったときに、電話をかけた相手が会社の女子社員、って言うのも、意味があるのか…。
4.病気がわかって左遷されたときに、「資料室」の文字がすぐ目に入る。確かこれは、字幕にはなかったと思うが、これは、見ると、ああ、窓際ね、って私だったら思うが…、と思った。
5.娘の結婚式が終わるまではやめられなかった、と辞表を出したときに佐伯が言っていた。これも、ああ、という感じ。
6.辞表を出したあとで、パニックを起したときに、取引先の香川照之から電話がかかってくる。この会話が、私は、一番悲しく感じられた。香川照之 みたいなのっているよな、彼が言うことはすごく正論なのだが、でも、佐伯にとっては、正論なだけに、そして彼にとっては、ものすごくやるせない感じだと思 う。それはさておき、この二人の言語が、ここでは、年齢もあかされるので、佐伯のほうが年上だということがわかるのだが、香川照之のほうがえらそうな物言 いで、佐伯はいつでも低姿勢。取引先の顧客との会話というのがよく出ている感じがした。
7.佐伯部長がよく部下に言っていた言葉、(最後に部下が佐伯がやめるときに言った言葉)なども、メモっておくとよいかも。

後半はあまりなかったけれども、後半は泣いちゃう場面が多かった。娘の結婚式でのスピーチとか、会社の人が見送るシーンとか。

2008年4月19日土曜日

情熱大陸


 情熱大陸で小栗旬のDVDが7月に発売されるらしい。人を説明する語りに使えるんじゃないかなと思った。情報大陸のホームページを見ると、角田光代の連載小説とそれを録音したもの(情熱大陸でナレーションをしている人による、たぶん)があるので、そちらも何かに使えそう。
情熱大陸は、前に青木さやかがこれでだまされていたけれど、なんか人気があるらしい。面白い番組だといいのだけれど。

2008年3月31日月曜日

貧困大国アメリカ

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
 冬休み中に読んだ本。肥満が貧困の結果だとは今まで思ってなかった。また、アメリカ軍の話。貧しい人たちが戦争に追いやられること。それから、戦争に、軍 人以外の人も労働者として借り出され、その人たちは、保障もないこと。貧困層を作れば、いやな仕事、危険な仕事、それらをいってに引き受けてくれる。大し た不満も言わず、声にもならず。そして、それらは、国境がなく、世界のあらゆるところから貧しい人たちが集められていく。
この本だけで、そう言えるのかどうかはわからないけれど、なんか怖くなった。

2008年1月27日日曜日

レポートのきまり

今日、以前の書類の整理をしていて、「日劇」のレポートを発見。あの時は、レポートが出てきて「ああ、失敗」と思ったよなと思って。今後、似たようなレポートを出してもらうときのために、メモ。
まず、枚数や字の大きさ、色を指定。それによって量を調節すること。何でもいいというと、大量のコピペレポートに出会うことになる。
すべてにおいて、コピペが必ずあると予測すること。コピペをしていい範囲としてよくない範囲を明示すること。
できれば、レポートだから、という形式ではなくて、例えば、みんなで情報を共有しあうような、友だちに教えてあげましょう、というような、レポー トがいいかも。そして、そういう形式もコピペがあるので、それは不可ということ。(私が「コピペの嵐は見たくない」と言えば、理由になるか。感想にして も、同じようでも、別の人が少し別の語り口で語れば、いいと思う。)
来学期も「日劇」の授業があるので、今回は失敗しないように、最初から、授業計画、テスト計画、レポート計画をたてておこう。

2008年1月22日火曜日

敗北を抱きしめて(上)

 わりとずっと前から気になっていた本。でも高いからとりあえず上巻だけ買ってみた。読み始めたら面白くて一気に読んでしまった。
 まず、戦後の状況について。私のイメージ的には、戦争が終わったら、自由になって生活もよくなってという風に思っていたけれど、実際は、戦後も何 年も生活は改善されなかった人が多かった。うちの両親の話を聞いていると、そんな風ではなかったから、やっぱりそういう階層なんだろうなあ、とも思った。

2008年1月20日日曜日

学習のエスノグラフィー

 まだ途中だけれど、状況に埋め込まれた「読み」リテラシーとか、道具の使い方もの状況で判断していく、というところが面白い。関係ないけど、ブログを授業 でやったときも、コメント書くためにどうやって読むかとか、コメントするときにどうやって書くか、っていうのも状況に依存する。それから、変なトラック バックを読むのも、「その記事と関係ない言葉が並んでいるから、それは変なはず」という読みを学生がしていたけれど、それも状況的な読みだなあと思った。

「調べる」ということ

きのう、ギースさん、めぐみさんといっしょに食事していた会話で思ったこと。二人は、今度日本に旅行に行くのだが、行き先は京都、奈良だとか。そして、そ こに興味を持ったのは、戸辺先生の授業でいろいろ調べたからなんだと。ああ、こういう風に、調べて興味を持って、というのも意味があるんだなあと思った。 たぶん、調べて、その書き方なんだろうね。

デジタルストーリーテリング

4年生の作文で何をしようか考えていて、教育工学会の予稿集を見ていたら、「デジタルストーリーテリング」というのがあった。写真と動画とかに、音楽、ナ レーション、字幕なんかをつけるというもの。やってみようかなと思う。昨日の晩、必死によい例がないかと思ってさがしたけれど、なかなか見つからない。あ と、それをさがしている間にルービックという単語を発見。ようは自己評価の指標のようなものだが、それもちょっとさがして一緒に活用できないかと。でも、 学生と指標について討論できるかどうかというのが、???でも、最初に配ることと、あと、確かにそうなんだと思うけれど、評価の数字のところに解説が入っ ていてよかった。いろいろ文章化されているし。この文章化というのが大事なんだよね。呉鳳の3年の発表でもこれをやればよかった。文章化しながら、しっか り判断基準を練るってことか。