2008年4月20日日曜日

明日の記憶(映画)

 土曜日のクラスの「日劇欣賞」で、映画を見ている。学生が「海賊版はいやだ」と感想で書いていたので(本当かどうかはわからないが)、でも、その通りだ と思ったので、買ったものを見ている。それはさておき、今は、ただ見てもらって感想を書いてもらっているだけだが、今後、授業の時に何かできそうなので、 ポイントと言うか気づいたことを書いておこうと思う。ちなみに、2回で見終わった。
1.「広告会社」がもつイメージ。広告会社の部長というのが主役の渡辺謙の役柄なのだが、これをどう受け止めるか、というのが、なんか違うので はないかと。中では、すごく仕事ができる人、という役である。それも広告会社。ときめく人、ということかな。それがイメージできるのかなあ、と思った。
2.「15分前の佐伯さん」といわれているところがあった。(字幕は確認していないが)これも、時間にうるさいって感じが伝わるか。
3.取引先の場所がわからなかったときに、電話をかけた相手が会社の女子社員、って言うのも、意味があるのか…。
4.病気がわかって左遷されたときに、「資料室」の文字がすぐ目に入る。確かこれは、字幕にはなかったと思うが、これは、見ると、ああ、窓際ね、って私だったら思うが…、と思った。
5.娘の結婚式が終わるまではやめられなかった、と辞表を出したときに佐伯が言っていた。これも、ああ、という感じ。
6.辞表を出したあとで、パニックを起したときに、取引先の香川照之から電話がかかってくる。この会話が、私は、一番悲しく感じられた。香川照之 みたいなのっているよな、彼が言うことはすごく正論なのだが、でも、佐伯にとっては、正論なだけに、そして彼にとっては、ものすごくやるせない感じだと思 う。それはさておき、この二人の言語が、ここでは、年齢もあかされるので、佐伯のほうが年上だということがわかるのだが、香川照之のほうがえらそうな物言 いで、佐伯はいつでも低姿勢。取引先の顧客との会話というのがよく出ている感じがした。
7.佐伯部長がよく部下に言っていた言葉、(最後に部下が佐伯がやめるときに言った言葉)なども、メモっておくとよいかも。

後半はあまりなかったけれども、後半は泣いちゃう場面が多かった。娘の結婚式でのスピーチとか、会社の人が見送るシーンとか。

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