2011年12月18日日曜日

グーグルピンイン入力-「中英切替」と「読点入力」-

 何を触ってしまったのかわからないが、言語バーの「中」のところが「A」になったままで、押しても押しても「中」にならない。「A」は英文字入力なので、このままでは中国語入力ができない。あっちこっちさわっても、どうにもならず、結果、アンインストール、再インストール。それでもだめ。今度は、「自分の設定を残す」のチェックをはずし、もう一度アンインストール。再インストール。…………。これを3回繰り返し、はたと思いついた。もしかしてCapsLock?ピンポーン!何かの拍子にCapsLockキーを押してしまったようで、CapsLockを解除したら、無事に「中」が表示され、中国語入力ができるようになった。(今思えば、「中」のところをクリックして英文字入力した場合は「英」と表示される。「A」となった時点で、CapsLockが原因だったということか??)
 時間のかかったわりにあっけない解決であったが、途中あれこれグーグルピンイン入力をいろいろいじっている間に、わかったことがあった。
 
 普段、便利に使っているグーグルピンイン入力であるが、一つだけ不便に感じていることがあった。それは、少し前にブログにも書いたが(メールの書き方-たかが:、されど:-[中国語レッスン])「、」の入力ができないこと。中国語は「、」と「,」の二つの読点があって、これを使い分けている。普段はそんなに使うことはなく、一つですんでしまうのだが、それでもたまに使いたい状況が出てくる。

 さて、私が見つけたのは、この「、」を打つ方法。言語バーの一番右にある丸型の記号をクリックするといろいろ選ぶことができる。その中から「軟鍵盤」を選ぶと、これまた選択肢がいろいろ出てくる。どれかを押すと、キーボードが表示され、読点やら記号やら入力できる文字が出てくる。「、」を入力するためには、「標點符號」(簡体字表示なので私には少し読みづらかったが)を選ぶと、その中にある。そう言えば括弧も( )「 」以外は入力できないなあと思っていたが、それもこれで解決。
 
 その後、もう一つ。日本語入力だと、括弧は「かっこ」と入れると括弧の種類が表示されて便利だ。もしかしてと思って、ピンイン入力で「點」と入力したら、「丶」が出てきた!しかし、これが、微妙に違うように見える。フォントを大きくしてみると、やはり、微妙に違う。うーん、これはなんだろう??とりあえず、今後は、「軟鍵盤」で読点を入力することにする。

 私は台湾の注音は読めるが書けるほど覚えていなかったので、グーグルピンイン入力に出会うまでは、中国語入力にかなり苦労していた。うろ覚えの注音を使う、日本語で入力する、中国語のホームページから単語をコピーする、とにかくどれをとっても面倒なことこの上ない。そんな状態でも学生とMSNでチャットしていたこともあったのだから、今考えれば驚きだ。グーグルピンイン入力は私の中国語の世界を広げてくれた、というのは言い過ぎかもしれないが、そう言いたいぐらい影響があった。中国語入力が楽になり、まずネット検索をよくするようになった。メールも書くようになり、プリントに中国語を入力することも多くなった。
 よくここまで来たもんだな…と思った今日であった。

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