2011年9月26日月曜日

「ジーパン」は古い!

 聴解教材を大学院生たちと作っている時のこと。
以前録音した会話で「ジーパン」と言っている人がいたのだが、大学院生に言わせると
「大学生なのにジーパンなんて変」と言う。
ジーパンという言い方は古く、おじさんかおばさんのようだ、というのだ。
以前録音したその会話では一人が「ジーパン」一人が「ジーンズ」と言っていて、現実を反映しているようだった。

私個人の語感では、「どっちかな?台湾の学生にはどっちがわかりやすいのだろう?」と思うぐらいで、どちらが古いという感覚はなかった。

そういえば、こないだ別の大学の台湾の学生に聞いたところでは、みんな「ジーンズ」だと言っていた。さすが、学生は「きちんと」新しいほうの言い方を習得している。

その前に、別の学生から、私の語彙では「オーバーオール」を日本語では何と言うか聞かれた。学生には「私の知っている単語では『オーバーオール』と言います。『オーバーオール』と言えば相手にわかります。でも、洋服の言葉はよく変わるので、今は何というかわかりません。『オーバーオール』と言ったら、なんかおばさんみたい、と思われるかも知れません」と答えておいた。

今日、大学院生に「オーバーオールって、今はなんて言うの?」と聞いたら、答えの単語は全く聞き覚えのないもので、「サロンパス?」か「パンパース?」と聞こえてしまうような単語だった。
ちなみに、ネットで調べたところ「サロペット」「ロンパース」のようだ。
ロンパースは、ベビー服について多く使われているようだが、よくわからない。
院生いわく「サロペットって思っていたんですけど、その言い方も古いかも」とのこと。

どちらにしても、私が学生に話したことは正しかったようだ。

……ついていけない。

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