2011年9月8日木曜日

携帯音痴がスマートフォンに奮闘

6月末に発売されたばかりのGalaxySⅡを買った。それまでソフトバンクのプリペイドを使っていたので、ドコモにも新規契約。とにかく、携帯電話のことはよくわからず、購入からスマートフォンを実際に使って、???の連続。パソコンを使い始めて戸惑う高齢者の気持ちがよくわかった気がする。

スマートフォンを買おうと思ったのは、まず、諸事情あってソフトバンクの携帯からドコモの携帯に変えようということが一つ。新しく買うのなら、スマートフォンにしたい。
スマートフォンにしたいと思ったのは、台湾で学生が結構スマートフォンを使っていることが大きい。授業の時に、発音がわからないのをスマートフォンでちょちょっと調べ、音声を聞いている学生がいたり、私が不注意でもらした「う・る・さ・い!」という言葉を聞きとって―
[以下、実際の会話は中国語]
学生「先生、今なんて言った?」
私「え?何も言ってないよ。」
学生「ウルサイ?」
私「え?そんなこと言ってないよ。」
学生「ウルサイってどういう意味?」
私「そんなこと言ってないって。はい、じゃあ…」
授業後、学生がスマートフォンで調べた画面を見せて
学生「これでしょ。」
私「………」
学生はかなりスマートフォンを活用しているし、たぶんこれから学習にも使われていくだろう。自分も使って理解したほうがいいと思ったのだ。また、姉が買った、というのも大きい。

さて、ここからが奮闘記。携帯事情がわからないことによる???や、スマートフォンがわからないことによる???など、いろいろ。その他、使ってみて、こういう機械だとこういうところがいい、というような気がついたこともある。

???であたふたした自分が結構面白いこともあり、雑多に記録。

①料金プラン云々が理解できない
携帯の料金プランはいろいろややこしいとは聞いていたのだが、本当に、理解できなかった。「○○はどうしますか?」と聞かれるのだが、○○が何なのか今ひとつわからない。また、各種サービス(?)をつけるかどうかも、つけると基本料金が割引になるとかなんとか…。「パケット」の概念も今ひとつわからず…。ちなみに私は「iモードメールって何ですか?」と質問したほどの日本の携帯事情知らず。

②タップって??
高齢者パソコン教室では「クリック」という言葉を使わずに説明するという話を読んだことがあるが、私もスマートフォンの動作用語がわからなかった。私の頭ではタップ=クリックと変換。その他の用語はいまだに覚えていない。使いかたがあまりにもわからなかったので、GalaxySⅡユーザーズガイドを買った。

③電話が受けられない
自分で一番情けないというか笑えたのがこれ。電話がかかってきたのだが、「応答」と書いてあるところを触れても応答してくれない。「どうして???」と思っている間に電話は切れ、こちらからかけ直し。3回ぐらいこれを繰り返し、触るだけではだめで、少し横にスライドさせればいいということに気付き、ようやく電話にでられるようになった。

④電話がかけられない
ずっと電話帳からかけていたのだが、ある時、家に電話しようとしたらキーパッドが出てこない(家の電話番号は電話帳には書いていないので)。3分ほど路上であたふたし、一番上にある部分を横にスライドさせると「キーボード」というのが出てきて、それに触れて解決。

⑤写真が逆さまに写る
カメラ機能で写真を撮ったのだが、なぜか写真が逆さま。なぜ?と思ったら、スマートフォンを横にして撮影した時の、持ち方が逆だった。シャッター部分が右になるように持つのが正しく、私は左側にしていた。普通に誰でも右側に持つものなのだろうか。

⑥写真がうまく撮れない
元々デジカメの時も、シャッターを押すつもりが電源ボタンを押してしまったということを何度もやらかしていて、写真とも相性が悪い。今回は、シャッターボタンに触れていない(と思う)のに、勝手に写真が撮られてしまい、それもピンぼけ。何枚も撮ればそのうち成功するのだが、なんとも効率が悪い。それに、電話を持つのとシャッターを押すのとでどう態勢を取ればよいのかがよくわからない。

⑦請求された料金にびっくり
忘れていた頃に、料金請求が来た。1000円ちょっとの料金プランだったのだが、請求額が8000円を超えていて、びっくり!初回は事務契約手数料とやらで3000円とられている。(あまりに驚いたのでドコモに電話して確かめたところ、初回は必ず請求されるものらしい。そんな説明受けたっけ?)パケット代が高額になっていたのだが、よーーく思いだしてみると、spモードメールとやらがわからなくて、ドコモショップで聞いたときに、そこでインストールされたが、あの時のパケット代ではないかと推測。いろいろ調べて、3Gモードは切っておかないと勝手につながってしまうことがあるということがわかった。


あんなにあたふたしたのに、書いてみると大したこともない気がしてきた。楽しいこと、便利なこともいろいろあり、トータルでは買ってよかったと思うことのほうが多い。

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