2012年4月8日日曜日

おしゃれのためなら鼻水も恐くない-台湾のことわざ

前に書いた(前の記事は→こちらこちら)、wwofで日本にいるAさんから教えてもらった台湾語のことわざ。
愛水不怕流鼻水 
(私が聞き取った感じだと、台湾語の発音は→アイ スイ ンギャー ラオ ピー ツイ)
 なぜこのことわざの話になったか。
 同じウーファーのドイツ人と「なんで日本の女の子はみんな短いスカートなの?」という話になったそうだ。はっきりとは言わなかったが、短いスカートが似合わない人もいるのに…と思っている感じ。
Aさん「なんでですか?」
私「なんで、は、ない。それが流行っているから。」
Aさん「冬は、寒くないんですか?」
私「寒いらしいよ。でも、我慢してるんだって。」
私は、本当に寒くないのか聞いたことがある。「寒いです」と断言していた。若くてもやはり寒いのだ。まあ、後期高齢者の私の母も「おしゃれは我慢」と言っていたから、寒いのぐらい我慢しないとおしゃれはできないのだろう。
Aさん「それって、台湾語ではこう言います。」
と言って教えてくれたのが、上に書いたことわざだ。「愛水」の「愛」は「好き」、「水」は「きれいなこと」。「水」は意味とは関係なく、発音からの当て字。「不怕」は「恐くない」。「流鼻水」は字のまま「鼻水を流す」、日本語だと「鼻水が垂れる」だろうか。

 Aさんがことわざを漢字で書いてくれたのだが「間違えてるかも知れないから、ネットで検索してください」と言われたので、検索してみた。検索トップに出てきたのが「愛水不怕流鼻水-日本妹」(「妹」は「女の子」の意味)というYouTube動画だったのがおかしかった。でも、台湾語にこのことわざがあるということは、台湾語の社会でも寒さを我慢しておしゃれする人がかなりいるということだろう。

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