2012年5月23日水曜日

急ぎの仕事は一番忙しい人に頼むといい

日経Bizアカデミーの記事-「忙しい」という人は頭の回転が悪くなる-を読んで思い出したこと。
(途中まで書いてその後忘れていたので、ちょっと古いが…)

以前、仕事でご一緒した方から教わったことがある。それがタイトルの「急ぎの仕事は一番忙しい人に頼むといい」だ。その方も「~と言われているんですよ」と教えてくださったので、そんなの常識と思う人もいるだろう。私はそんなこと考えたこともなかったので、最初聞いたときはえ?と思ったが、説明を聞いて納得した。
本当に忙しい人は、あとになっても時間ができるわけではないから、「ちょっと後にしよう」というわけにはいかない。だから、今忙しい中でもなんとか時間を作り出して、その頼まれた仕事をする。途中で入ってきた仕事だから、それまであったスケジュールになるべく影響が出ないように、さっさと頼まれた仕事を片づけ、自分のそれまでの仕事に戻る。だから、早くその急ぎの仕事をしてくれるというわけだ。とても納得した。
私はその話を聞いて以来「忙しい」と口にするのをためらうようになった。急ぎの仕事をさっさと片付けなければならないほど忙しかったことなどなかったからだ。忙しいと思いながら、実は全く忙しくなかったことに、その時改めて気がついた。
「後回し」は時間の無駄だと、本当に思う。たとえ忙しくても、いや忙しかったらなおさら、後回しにしていいことなどない。これもよく言われていることだが、「後回し」にすると思い出すのに時間がかかり、余計に時間を取られる。今すぐできることは、今すぐ片付けよう。ま、そんな生活をすると息が詰まることもあるので、たまには後回しにしても、それを「忙しいから」とは言うまい。

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