2010年11月21日日曜日

会話か聴解の教材アイデア(映画の予告編)

さっき、むらログの「最近の映画の予告編を集めてみました。」のページを見て、思い出したこと。

「ドラマの内容を語る」というようなことを、会話や聴解で教材にしたいと同僚などとも話していたのだが、なかなか実現できないでいた。考えたのは、内容は知っているが日本語タイトルはわからないドラマを、相手に内容を説明してわかってもらう、というシチュエーションを考えているのだが、こういうのは、実際に会話をしてみると、相手の知っている知識を利用しながら話していることが多い。ストーリーをいくら上手に説明したところで、相手がそのドラマのことを全然知らなかったら、あまり会話にならない。(というより、寂しく会話が終わってしまう。)全ての人が知っているようなドラマなら、大した説明も必要なく簡単にわかってしまうし、知っているか知らないかわからないようなドラマは、もし知らなかったとしたら、あまり理解ができない。だから、教材作成には難しいと思っていたのだ。

でも、こういう会話、実際には本当によくある。(少なくとも私はよくする。)日本のドラマや映画だけでなく、ハリウッド映画などでもそう。日本のハリウッド映画のタイトルは英語がそのままカタカナにされているが、台湾では翻訳されているので、元の映画のタイトルは知らない、という学生も多い。俳優の名前もよくわからないけれど、ストーリーはわかる。そうなると、「あの映画面白かったよ。」と言って、内容を説明し、「ああ、私も見たいと思ってた。」とか、「あ、こないだ私も見た。」なんていう会話を何度したことか。

だから、なんとか教材化できないかなあと、ずいぶん考えていたのだが、なかなかよいアイデアがなかった。

だが、映画の予告編を利用すれば、できるかもしれない。映画の予告編を見てもらって、その中で自分が見たいのはどれか、みたいな状況であれば、なんとかできるのではないかと思う。共通理解部分として、映画の予告編が使えるのだ。

これ、以前にも思いついていたのだが(その時もむらログのページを見てだったような気がする)、すっかり忘れていた。思い出した今のうちに、教材化の相談を始めよう。

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