この会話の授業では、授業時間外に、学生たちは与えられたタスクをTA(学生アシスタントで、日本人学生が担当)とロールプレイで会話するという課題がある。タスクについては、授業で少し解説、練習をして、学生はTAとの会話に臨む。
「ベビーコーン」が出てきたのが「頼まれたお弁当がなかったので今あるお弁当を電話で説明して、どちらにするか決めてもらう」というもの。「ベビーコーン」は特にポイントではなかったのだが、授業の流れの中で、説明した。
それが、2週間前で、先週の授業で学生に言われたのが、最初に書いた「TAの人に聞いたら誰も知らなかった」。まあ、自分の使う単語が年代が違うと使わないというのはすでに経験済み(→「ジーパン」は古い!参照)なのだが、それでも「えー、そうなの?」と少々驚いた。
学生に「じゃあ、TAの人はなんて言うの?」と聞いたら、「ヤングコーンとか小さいトウモロコシとか…」と答えが返ってきた。よくよくその学生に聞いてみると、疑問に思ったその学生はなんとTA10人に聞いてみたとのこと。その結果が「誰も知らなかった」である。エライ!
私がエライ!と思ったのは、その時の自分の担当TAだけでなく、他の複数のTAに聞いてみたこと。普通なら「あ、そうか」で終わってしまったかもしれない。複数に聞いたことで、色々な言い方があることがわかったのだ。
私がネットで調べてみると「ベビーコーン」も間違いではないらしい。(Gパンも間違いではもちろんないが…。)いや、でも、学生に相手に伝わらない言葉を教えてしまったとは、少々申し訳ない。混乱しないでいいところで混乱させてしまったかもしれないからだ。
「ごめんね。」と謝ったら、
学生「ベビーコーンのほうがかわいいですよ!」とフォローされた。本当にエライ学生たちだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿