2009年6月5日金曜日

多読

 2月に日本語の多読研究会に参加してから、英語の多読をしている。(自分で)元々は、学生にやらせる前に自分で体験してみようと思ったものだが、やはり、自分でやると気がつくことが多い。(私の個人的なことも多々あるかも知れないが。)
一番感じたことが、「速さが大事」ということだ。「快適な速さで読む」のが、何というかポイントだと感じた。だから、あまり難しすぎるものは読まないし、つまらないものも読まないし、分からない言葉は辞書でさがしたりしないし、考えたりもしない。
本の見た目も大事。文字が大きかったり、行間が広いと読みやすく感じる。
挿絵も大事。研究会のときにも言われたが、挿絵が理解の助けになる。多読テキストでは、理解の助けになるように絵に気を配っているらしい。
言われている「読みやすさ(YL)レベル」と自分が感じる読みやすさがだいぶ違う。ああ、こういうこともあるだろうな、と思う一方、不安な学習者になると、「ちゃんとできてるのかな」と不安になる。
自分で達成度を感じるということについては、まず、「100万語達成」というとってもわかりやすい目標があるというのが、シンプルでよいと思う。それと、途中で速さをはかってレベルチェックができるのもよい。
自分で感じた「進歩」。なぜか、初期の頃に感じたのだが、グーグルで検索するときに綴りを間違えることが少なくなった。それと、以前はとっても 自信なく入力していたのが、「これでしょ!」という感じで入力できるようになった。あと、最近思うのが、小さい字で文字がいっぱいなのも読めるようになっ た。最初はJunie.B.だったのに。
土日のクラスでは、日本語で少し、多読のまねごとをやってもらっている。みんな楽しそうに読んでくれているので、こっちも嬉しい。今ひとつ、 初級の簡単な本が少ないのが難点。難しいのが読める人は簡単なのも読めるけれど、簡単なのしか読めない人は読める本が少なくなってしまう。自分で作成もし てみたが、やはりつめが甘い。今のところはこんな感じ。