2013年4月28日日曜日

朝ごはんを食べないとバカになる

 会話の授業で「アンケート結果を発表する」という課題をしている。先日、前半グループの発表があった。あるグループのテーマは、「朝ごはん」。発表の中でびっくりしたことがあった。
 まず、アンケートの質問が、
「朝ごはんを食べないとバカになる」というのを信じていますか。
というもの。子どもが「コーヒーを飲むとバカになる」とか「わさびを食べるとバカになる」というのは私が小さい頃親に言われていたことだが、「朝ごはんを食べないと…」というのは聞いたことがない。そんなこと言うんだ…とちょっと驚いていたら、さらに結果に驚いた。
アンケートの結果→信じている98人 65%
発表者のコメント
思ったより信じている人が少なかった。
「朝ごはんを食べないとバカになる」えーそんなこと言うんだ!「信じている人 65%」えー、そんなにたくさん信じているんだ!!「思ったより少なかった」えー!!!これで思ったより少なかったんだ!!!という、私にとっては三段階の驚き。
 その日の最後の発表だったので、
これって、小さい頃からそう言われているの?
とクラスのみんなに聞いたら
科学的に証明されています
という答えが返ってきた。そう言われると、朝ごはんと子どもの成績の調査研究というのがあったような、とその時は思った。
あとで、ふと思った。これって相関関係と因果関係をごっちゃにしているのでは?(研究は確か相関関係があるってことだったような…)

2013年4月19日金曜日

Facebookの買い物グループはほぼ怪しい(らしい)

 今週はテスト週だった。会話の授業で「詐欺」について説明するという課題があり、そこで聞いたこと。
 日本でというか日本語ユーザーで、Facebookのアカウントをハックされるのがどのくらいあるのかは知らないが、台湾では今までもよく聞いたことがある。私自身はあまり使わないので気にしていなかったのだが、学生に聞いた話で自分にも関係がありそうなことがあったので、少し関心を持たないと、と思った。

 Facebookのアカウントをハックして何をするのか。
1-1、友だちになりすましてダイレクトメールを送り、電話番号を聞き出す。 
 久しぶりに友だちから連絡があって電話番号を聞かれたら要注意。それは偽の友だちかもしれない。
1-2、聞き出した電話番号を使って、買い物をする。
 この部分は、私はそういうことをしたことがないのでよくわからなかった。学生にも聞いてみたのだが、今ひとつよくわからない。たぶん、スマホとかでアプリを買うとか、ゲームの料金などが、電話代から引き落とされて、それが利用されるのだと思う。私の電話は未だに3G未対応なので、その心配はないのかな…と思った。

2-1、盗んだアカウントの友だちリストにグループなどへの招待メールを送る。
  私は、ゲームやら、地域のグループやらの招待メールをたまに受け取るが、ほぼ、そのままにしている。グループ名から察するに買い物系のグループと思われるものもいくつか受け取っていた。その時も、何も考えずにそのままにしていた。
2-2、買い物系グループは怪しい
 詳細はよくわからないが、商品が偽物であるらしい。その他、推察するに、個人情報を取得する目的もあるのかなあと思う。

 ハックされたアカウントからのアクセスと思われるものを見つけたら、すぐにパスワードを変更したほうがいいとのこと。また、グループも退会したほうがいい。

 私は実に5つの買い物系グループへの招待があった。ということは、私のあまり多くない友だちリストの中で、5人もアカウントをハックされたということ?(安全のために誰からの招待かをチェックしておけばよかったと後で思った。)


レストラン情報に加えてほしいこと-エレベーターの有無-

 「ぐるなび」や「食べログ」等のレストラン情報をよく利用している。お店が作っているホームページも見るが、場所や営業時間などを記録しておく(Evernoteでクリップして保存)には「ぐるなび」や「食べログ」のほうが便利だ。おしゃれなレストランだと、ページがこりすぎていて、クリップ保存できないことがよくあるからだ。
 東京では老人といっしょにレストランに行くことが多く、とても気になるのがタイトルにある「エレベーターの有無」。うちの老人は膝が悪いので階段の上り降りは極力避けたい。調子の悪い時は、ちょっとした段差があっただけでも、いやがることがある。
 レストランが1階だったら問題ないが、2階や地下だと階段だけのことも多い。レストランの階段はとても急なものがあって、上るのはまだしも降りるのは危ないなというものもある。
 老人といっしょにレストランに行くようになって、場所のチェックとともに、何階にあるかを見ることが必須になった。そして、書いてあったらいいのにな、と思うのがエレベーターの有無である。家近くなら、事前に見に行ってみることもできるが、遠い場合はそれをするのは難しい。だからと言って、安全策をとって大きなビルやデパートばかりだとなんとなくつまらない。
 私が思うのだから、他にも思っている人はいるんじゃないかな、と思う。足の悪い高齢者だけではなく、普段は元気でも、捻挫したり膝を痛めたりで階段が不安になることもよくあることだ。一言書き加えてもらえるとありがたい。
 ほんとに、あったらいいな、と思う。

2013年4月12日金曜日

さすがプロ!-シニアの洋服選び-

 先日、某衣料メーカーのファミリーセールに行ったときのこと。
 うちの老人はちょうど今頃着るような薄手のコートをさがしていた。私がいくつか手に取り、老人が試着をしてみる。まあいいけれど…、というぐらいに思っていたら、横で見ていたメーカーの店員さんが、別のコートを持ってきてくれた。それを試着してみると、確かにいい感じに見える。店員さんが持ってきてくれたのを着たのを見て、さきほど「いいけれど…」と思っていた少しいまいちの部分が何なのかはっきりとわかった。うちの老人は痩せているのだが、私が手にとったコートだと、首周りや肩周りが貧相に見えたのだ。店員さんが持ってきてくれたものを着ると、その貧相さがうまく隠されて良い感じに見えた。結局、それは腕周りがきついということで購入にはいたらなかったのだが、店員さん、さすがプロ!と思った。
 さらにもうひとつ。別の売り場で、さして買おうと思ってはいなかったのだが、安さにひかれて老人がパンツを手に取った。それを見ていた店員さん、「どんなパンツがお好みですか?あ、ストレートですね。」と言って、別のものを持ってきてくれた。試着してみると、自分で手に取ったのは全く似合わず、店員さんが持ってきてくれたほうは、実によかった。老人は試着した鏡の自分の姿に満足し、満面の笑顔。二人で、「全然違うね。さすがプロだね。」と話した。パンツのほうは、何がポイントなのか全くわからない。でも、着た感じは全然違う。
 いやあ、さすがプロ。そして、私もさすがプロと思ってもらえるような仕事がしたいと思った。