2011年6月5日日曜日

実は懐かしいライトノベル

 最近、学生の話の中で「ライトノベル」が挙がってくることが何回かあった。さらに、現在読んでいる『「親日」台湾の幻想』の中にも、ライトノベルについて書いてあって、今まで全く知らなかったのだが、どうやら流行っているらしい。(気付くのが遅すぎか?!)

「涼宮ハルヒシリーズ」がライトノベルだということも始めて知った。「涼宮ハルヒ」は、実家の近くの小さな映画館で、朝からすごい行列ができていて「何これ?」と思って見たら、「涼宮ハルヒの憂鬱」の映画初日だった。その時は、すっかりアニメだと思い込んでいた。

7年以上も前のことだが、かつての勤務校で「学生が喜ぶようなマンガ等を買ってきてほしい」と頼まれ、当時の同僚といっしょに、BOOKOFFでマンガを買いあさったことがあったが、その時も、ライトノベルを何冊か買ってきた。当時は流行っているなどということはもちろん知らずに、これだったら学生も読むかもしれないと思って、数冊しのびこませた。学生にはあまり手にしてもらえなかったが、今だったら読んでもらえたのかも知れない。

「ライトノベル」のwikipediaの解説を読んで突然思い出したのだが、私も高校生の頃、このジャンルの本が好きだった。その時は「ライトノベル」というようなくくりではなく、「ヤングアダルト」と言われていた。好きだった作家は「氷室冴子」「新井素子」。wikipedia記述によると「ライトノベル作家の元祖」と呼ばれているらしい。名前を見て、懐かしい気持ちでいっぱいになった。今回調べるまで、好きだったこともすっかり忘れていたのだが…。

たぶん、今読んでも、当時ほど好きにはなれないと思うが、でも、最近のライトノベルを読んでみたい気持ちになった。