2010年10月25日月曜日

交通違反で、警察に交渉するロールプレイ(中文)

中文を習っている友人から、「ロールプレイの設定自体が面白い!」というので教えてもらった。いわゆる交通違反の時に、警察に交渉する、という設定。 有り得ない設定ではないが、これが教科書に載っているというところが、すごい。
以下、友人から 聞いた話を思い出して書くので、記憶違いのところもあるかもしれないし、理解の間違いもあるかもしれないが、非常に興味深かったので、書いておく。


まず、「交通違反で警察との交渉」というのが、捕まったその場で、ということかと思いきや、反則金の納付書が送られてきた場合も、それを持って警察に交渉に行くらしい。「そこまでするの?」と聞いたら、する人はわりといるそうだ。ということは、交渉すればなんとかなるという思いが多くの人にあるということだ。

教科書には、「交通違反をして警察に行って交渉する」 という設定しか書いていなくて、モデル会話はない。なので、最初は、いったいどう交渉すればいいのか???だったという友人。先生がいろいろ解説をしてくれたそうだ。
よくあるスピード違反の場合。いったい、スピード違反をして、警察が考慮してくれる理由とはなんだろう?と思うと、

1、家族が病気で病院に行くところだった。

これは、まあ、わかる。でも、そんなこと警察に言って聞いてもらえるのかなあと疑問。

2、急いでいた。

え?そんな理由?
仕事の会議があるとか、約束があるとか、そんな理由で急いでいたというのも言っていい理由らしい。

3、泣く(女性限定)
わりと効果があるそう。

話はそれるが、どんな時に泣くか、泣かなければいけないか、どう泣くか、というのもいろいろ固定観念があるとつくづく思う。泣くのは決して感情で泣いているのではない…。

4、
なんかあったのだが、忘れてしまった。残念。他人に貸していたとか、そんな理由だったと思うのだが。

ほお。ロールプレイの設定というのも、興味深いものなんだ、と思った。日本語の教科書でも、「はあ?」と思うものがあるのかもしれない。