2008年1月27日日曜日

レポートのきまり

今日、以前の書類の整理をしていて、「日劇」のレポートを発見。あの時は、レポートが出てきて「ああ、失敗」と思ったよなと思って。今後、似たようなレポートを出してもらうときのために、メモ。
まず、枚数や字の大きさ、色を指定。それによって量を調節すること。何でもいいというと、大量のコピペレポートに出会うことになる。
すべてにおいて、コピペが必ずあると予測すること。コピペをしていい範囲としてよくない範囲を明示すること。
できれば、レポートだから、という形式ではなくて、例えば、みんなで情報を共有しあうような、友だちに教えてあげましょう、というような、レポー トがいいかも。そして、そういう形式もコピペがあるので、それは不可ということ。(私が「コピペの嵐は見たくない」と言えば、理由になるか。感想にして も、同じようでも、別の人が少し別の語り口で語れば、いいと思う。)
来学期も「日劇」の授業があるので、今回は失敗しないように、最初から、授業計画、テスト計画、レポート計画をたてておこう。

2008年1月22日火曜日

敗北を抱きしめて(上)

 わりとずっと前から気になっていた本。でも高いからとりあえず上巻だけ買ってみた。読み始めたら面白くて一気に読んでしまった。
 まず、戦後の状況について。私のイメージ的には、戦争が終わったら、自由になって生活もよくなってという風に思っていたけれど、実際は、戦後も何 年も生活は改善されなかった人が多かった。うちの両親の話を聞いていると、そんな風ではなかったから、やっぱりそういう階層なんだろうなあ、とも思った。

2008年1月20日日曜日

学習のエスノグラフィー

 まだ途中だけれど、状況に埋め込まれた「読み」リテラシーとか、道具の使い方もの状況で判断していく、というところが面白い。関係ないけど、ブログを授業 でやったときも、コメント書くためにどうやって読むかとか、コメントするときにどうやって書くか、っていうのも状況に依存する。それから、変なトラック バックを読むのも、「その記事と関係ない言葉が並んでいるから、それは変なはず」という読みを学生がしていたけれど、それも状況的な読みだなあと思った。

「調べる」ということ

きのう、ギースさん、めぐみさんといっしょに食事していた会話で思ったこと。二人は、今度日本に旅行に行くのだが、行き先は京都、奈良だとか。そして、そ こに興味を持ったのは、戸辺先生の授業でいろいろ調べたからなんだと。ああ、こういう風に、調べて興味を持って、というのも意味があるんだなあと思った。 たぶん、調べて、その書き方なんだろうね。

デジタルストーリーテリング

4年生の作文で何をしようか考えていて、教育工学会の予稿集を見ていたら、「デジタルストーリーテリング」というのがあった。写真と動画とかに、音楽、ナ レーション、字幕なんかをつけるというもの。やってみようかなと思う。昨日の晩、必死によい例がないかと思ってさがしたけれど、なかなか見つからない。あ と、それをさがしている間にルービックという単語を発見。ようは自己評価の指標のようなものだが、それもちょっとさがして一緒に活用できないかと。でも、 学生と指標について討論できるかどうかというのが、???でも、最初に配ることと、あと、確かにそうなんだと思うけれど、評価の数字のところに解説が入っ ていてよかった。いろいろ文章化されているし。この文章化というのが大事なんだよね。呉鳳の3年の発表でもこれをやればよかった。文章化しながら、しっか り判断基準を練るってことか。